不動産所有会社をM&Aでの売却で、
売主側のもっとも大きなメリットは、税金が節税できることです。
同じ利益が出るとすると、最大で約2.7倍も手残りが多くなります。
例えば、不動産をそのまま売買して2億円の売却益が出て、
その後会社を清算したとします。
【売却益に対する法人税】
売却益2億円×法人税実行税率34%=6,800万円の税金
【会社清算後の株主配当に対する所得税】
残りの13,200万円×55%=7,260万円の税金
【手残り】
売却益2億円ー法人税6,800万円ー所得税7,260万円=5,900万円
これが不動産所有会社M&Aで2億円の株式売却益が発生したとします。
【株式譲渡所得に対する所得税】
株式売却益2億円×株の譲渡所得税率20%=4,000万円
【手残り】
株式売却益2億円ー所得税4,000万円=1億6千万円
手残りのその差、なんと2.7倍になるわけです!
これは大きいですよね!