物件価格が下がると、キャッシュフローは多くなるのか?

僕は最近、物件シミュレーションのセミナー講師をよくしていて、
そこで、こんな質問をします。

「他の項目は全く変えずに物件価格だけ下がると、キャッシュフローは多くなるでしょうか?」

すると、多くの人が「キャッシュフローは多くなる!」と回答します。

では、本当にそうなのでしょうか?

実は物件価格が下がっても、キャッシュフローは多くなりません!

なぜなら、キャッシュフローを計算するにあたって、
物件価格が下がったからといって、変動する項目がないからです。

物件価格が下がっても、家賃は変わりません。

物件価格が下がっても、管理費や固定資産税、修繕費などの費用も変わりません。

そして、借入条件も変えなければ、返済金額も変わりません。

ここがポイントで、物件価格を下げて、それに従って借入条件も変更するので、
キャッシュフローが変わるんです!

当たり前のことですが、意外と見落としている人がいるのが事実です。

このことは、うちが開発した物件シミュレーションソフトREITISS(リーティス)で、
試してみると、よくわかりますよ。

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