日本エコシステム コラム第2回

日本エコシステムの尾上浩二と申します。

前回に引き続き、専門業者から見た太陽光発電についてのマメ知識を皆さんにご紹介させて頂きます。
近年、太陽光発電は急速な普及と並行してトラブルも増加しており、メーカー選び以上に 、どこの業者にお願いするか?が非常に重要になってきます。

代表的なトラブルとしては、

「業者を信用して設置したのにシミュレーション通り発電しない」

「売電が毎月10,000円出ると聞いていたのに2,000円しかでてない」

といったものです。
そもそも、発電量の算出結果は、

・メーカー(パネルの素材)
・システム容量
・各地域の日射量
・方角・角度  

などによって変わってきます。
また、さまざまな理由で発電にロスが発生します。

・パワーコンディショナによる損失
・電気配線
・太陽光パネルの汚れ
・パネルの温度上昇による損失
・影の影響 

などなど、上記から予測した発電量にお客様の電気使用状況を考慮して経済効果を算出します。
現在の制度ですと、太陽光発電で発電した電気は一旦ご家庭に送りこんで、日中使用している電気をまかなった後、余った分を売電に回しています。

皆さまがご存知の通り、電気の単価は買う場合より売る場合の方が約2倍高いので、発電した電気のうち、

「どれくらいを自家消費して、どれくらいが売電できるか?」

によって経済メリットが大きく変わってきます。
以上のことをしっかり考慮した上でシミュレーションを出せる業者が理想的です。

具体的に検討される際は上記の事を担当者に質問してみて下さい。

納得のいく説明が出来る業者は安心です。