物件を購入した年や、大規模修繕をした年は、損失が発生することが多いです。
この損失は、青色申告であれば、それ以降の年に繰り越すことができます。
繰り越すというのは、翌年に利益が出た場合に、
前年の損失と合算して、利益が少なくなるようにすることです。
ただ個人の場合は、給与等の他の所得と合算(これを損益通算と言います)して、
それでも損失が発生している場合だけ、繰り越すことができます。
そして、個人と法人で繰り越せる期間も異なります。
個人は3年、法人は9年です。
なんと、その差3倍!
法人の方が、損失が出た場合には、それを活かすことができそうですね。