巷では「減価償却はできるだけ多く計上する方がいい」なんて噂が、まかり通ってますよね。
不動産投資の初心者ほど、その傾向は強いです。
減価償却費は、物件のうち建物部分の取得金額を、
その建物の耐用年数に渡って、経費化していくことを言います。
でも、その建物のうち、一定の割合を建物より耐用年数の短い設備と認識できると、
当初の減価償却費は、多くなります。
でも、これはケーキを先に多く食べている状態です。
建物の取得金額の総額は、どんな減価償却の取り方をしても変わりません。
1億円の建物であれば、1億円の建物というケーキを、先に多く食べるか、後に残しておくかだけの話です。
ケーキを先に多く食べれば、後は少なくなりますし、
先に多く食べなければ、後までケーキは残ります。
そしてケーキの食べ方は、その人の目的や性格によって変わります。
不動産投資家は、こういう大切なことをちゃんと知っておかないといけません。
9月3日(土)は、新大阪で、丸一日のシミュレーションセミナーを開催します。
対象は、不動産コンサルタントさん、税理士さん、FPさん、
仲介業者の担当さんなどですが、もちろん一般の大家さんでも参加可能です。
減価償却がキャッシュフローに与える影響を、
わかりやすく学びたい方は、ぜひご参加くださいね!