以前、税金塾の収録で、元祖サラリーマン大家さんで有名な沢孝史さんと対談をしました。
「40代からの不動産投資」というテーマでしたが、とてもいい対談ができました。
対談の中で僕が印象に残ったのは、沢さんは手元に現金が貯まってきたら、
積極的に繰上返済をしていることです。
この繰上返済、実は超堅実な投資とも言えます。
銀行からの借入金には、当然のことながら金利が発生します。
1億円借りて、金利2%なら、年間約200万円の利息です。
1億円×2%=200万円
物件からキャッシュフローが入ってきて、手元に貯まった現金で、
2千万円を繰上返済したとすると、年間で40万円の利息が軽減できることになります。
2千万円×2%=40万円
これは2千万円の投資をして、年間2%の投資利益率を稼ぐことと同じですよね。
ですから、不動産投資で借入をして、その後繰上返済をすることは、
ある意味、自分で投資できる商品を作っていることと同じとも言えます。
もちろん、貯まった自己資金で、どんどん不動産に投資していくことも一つですが、
「繰上返済も投資の一部」という考え方も覚えておいてくださいね。