消費税還付が成功すると、新築物件でも中古物件でも、
建物価格に含まれている消費税が戻ってきます。
ただ、平成28年4月の改正で難しくなったことは事実です。
難しくなった原因の一つは、成功したかどうかが3年後までわからないことです。
居住用の物件で消費税還付をしようとすると、
かならず引っ掛かるのが「調整計算」という仕組み。
この仕組みは、あることを、消費税還付した年と3年間の通算を比較して、
乖離が大きい場合に、再計算するんです。
とうことは、3年間の通算をするためには、3年経過後じゃないとわかりませんよね。
したがって、消費税還付が成功したかどうかは3年後にならないとわからないんですね。