物件を購入するときは、できるだけ表面利回りの高いものが欲しいですよね。
でも逆に物件を売却するときは、できるだけ表面利回りが低い方が高く売れます。
例えば、年間の満室家賃収入が1千万円ある物件の例で見てみましょう。
▼表面利回り10%で売却できる場合
家賃収入1千万円÷10%=売価1億円
▼表面利回り9%で売却できる場合
家賃収入1千万円÷9%=売価1億1,111万円
このように、利回りが1%違うだけで売価に1千万円以上の差が出ることになります。
だから、5年から10年ほど前に、表面利回り10%で買っている人は、
今の市況だと、8%ぐらいで売れることも多いので、儲かるわけです。
安く買って高く売る!
商売の基本ですが、投資は市況の流れを読むことも重要ですね。