これから10年の建設業界
皆様こんにちは!
モダンアパートメント代表取締役の渡邊と申します。
モダンアパートメントはボロ物件を高利回り物件へ生まれ変わらせる、低価格デザイナーズリノベーションを行っています。
設立5期で599室の実績、3ヶ月以内の空室解消率は97.8%です。
コストをかけずに相場賃料より10%†20%以上、上回る物件に変えるためのノウハウが我々の強みです。
戦略的なリーシング活動により地域No.1のブランド物件となるよう長期的にサポートさせて頂きます。
さて今回は、建設業界について書いてみたいと思います。
リーマンショック&東北地震以降、不動産業界は激動の時代へとシフトしましたが、その中でも、特に2次的な影響を受けているのが、建設業界です。
私自身も、20歳から約10年間、中小ゼネコンにて企画営業に携わってまいりましたが、その当時から、ずっと感じていたことがあります。
それは・・・
これからの10年で、建設関連業者数は約7割に淘汰されるだろう・・・
ということでした。
しかも建設業者の中でも、得意分野を明確に打ち出していけないゼネコンは確実に倒産してしまう・・・
建設業界は、非常に受身の世界です。
言われたことは、技術者としてきっちり応えようとしますが、やってみなければ分からないような、プラスアルファーの提案に対しては、 クレームを恐れるあまり、ほとんどができておりません。
特に、カラーリング等による斬新な提案などは最たるものでした。
また、不動産デベロッパーやファンドからの受注で急成長を遂げているゼネコンなどは、昨今大きく営業先について舵取りをせまられています。
それは、デベ&ファンド等法人先から、個人の地主さんへの有効活用&高齢者向け施設へ受注ターゲットをシフトしていかなければいけない、という事です。
私自身も地主さん周りをしていたので、特にこの先感じることは、これからの時代、大型の新築案件受注は必ず先細りになっていくということ。
特に郊外型は、新築RCマンションよりも、戸建て賃貸住宅等にシフトされていくでしょう。
また都心部の建替え等の、高層マンションも減少傾向で、特に建設費の抑制傾向は強まります。
大手のゼネコンは、まだまだ再開発等の不動産開発事業や、海外事業等でまだまだ余力はありますが、中小ゼネコン&工務店は益々厳しい一歩をたどっていきます。
そんな中、中小ゼネコン&工務店はこれからの生きる道として、こう考えるでしょう。
【1】 徹底した経費削減!特に従業員数を最少人数で維持し、 繁忙期には外部業者との連携により縮小戦略で乗り切る。
【2】 通常の建設受注以外に、不動産管理業やリフォーム、リノベーション等、ストック型ビジネスによる収入源のシェアを高める。
【3】 建設受注以外に、自ら物件を取得し、家主として不動産賃収入の道を模索する。
【4】 脱請負!をテーマに技術をパッケージング化し、外部の業者へノウハウを販売する。
【5】 支払い条件を、出来高払いへとシフトしていく。
【6】 全く違う業界へとシフトチェンジをする。
昨今不動産業者の倒産により、2次的に建設ゼネコンの倒産記事を見るたびに、いたたまれない気持ちになります。
大手ゼネコンでさえ海外に進出しても、あえなく撤退や損をしていますし、中々前向きなニュースが見当たりません。
しかし、エコなどの環境ビジネスが取りあげられているので、何か関連した事業展開なども増えてくるでしょう。
特に太陽光発電などの環境関連はおもしろいと思います。
スマートグリッドや電気自動車など、環境と住宅がマッチした未来型住宅にシフトしていきます。
ただそれまでの期間を、どう乗り切るか?
未来まで待ちきれない間の戦略・戦術が今、求められています。
弊社の取り組んでいる、リノベーション等も中古不動産の再生ビジネスとして、スクラップ&ビルド制度の強い日本の不動産市場を変えるきっかけとなればと考えています。
土地の価値しかなく、建築物の評価が、35年から20年で価値が0になっていくような評価ではなく、欧州を中心とした海外のように、ストック型の不動産市場といった中古不動産市場を拡大させる為にも、非常に注目されるべき事業です。
これからも、大きな社会的な意義をもっていることを誇りに、事業を邁進していきたいと考えています。
投稿者 nishiyama : 2011年10月31日 14:21
