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消費税率がアップした場合の売主の影響

消費税率は、現在8%ですが、2017年4月1日から10%に引き上げられる予定でした。

でも、先日、安倍首相が10%への引き上げを再延期する意向を固めたそうです。

では、将来的に消費税率がアップされると、売主にはどんな影響が出るのでしょう?

この影響は、

・消費税の納税義務のある課税事業者か
・納税義務のない免税事業者か

で変わります。

それでは、売主側で状況によってどのように影響するかを解説してみます。

・課税事業者の売主

不動産には土地と建物がありますが、土地は消費税非課税なので、消費税の影響を受けるのは建物です。

課税事業者で売主の場合は、建物の売却金額に対する消費税を納める必要が出てきます。

だから、消費税率がアップすると、建物の売却金額に対する
消費税の納税額が上がるので、手元に残るお金は少なくなります。

・免税事業者の売主

建物を売却した年度に免税事業者の売主は、消費税率がアップしても、建物の売却金額に対する
消費税の納税義務がないので、建物売却に関しては消費税増税の影響はありません。

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