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日本エコシステム コラム第3回

皆さまこんにちは、日本エコシステムの尾上浩二と申します。
専門業者から見た太陽光発電マメ知識の第3弾をお届け致します。

先日、太陽光発電の設置を検討されているお客様からこんなご質問を頂きました。
Q1.
「余剰電力の買取単価は、設置した時の単価で10年間固定という事なんだけど、 10年経たない内に単価が下がったりしないのかしら?

 最近太陽光発電を設置するお宅が増えているでしょう…。

 年金みたいに後から「やっぱり払えません」とならないか心配よ。」
A1.
結論としては大丈夫です。

なぜ大丈夫かご説明しますね。
まず、太陽光発電促進付加金というのを聞かれた事はございますでしょうか?
このフレーズ聞いたことあるような・・・??という方が多いようです。
文字通り太陽光発電を促進させるための費用として、電気を使用しているすべての人が電力会社に毎月支払っている費用なんです。
次回、電力会社から届く検針票をご覧ください。
よくみると上記フレーズが記載されています。

Q2.
太陽光発電促進付加金は何に使われているの?

A2.
余剰電力(売電)です。

太陽光発電促進付加金は太陽光発電の売電金額に回されています。
逆に言うと、売電の財源は皆様の電気代で賄っているんですね。

Q3.
私達は太陽光発電促進付加金を1ヶ月にいくら位支払っているの?

A3.
現在、一般家庭で10円†100円程度です。

下は計算式です。
太陽光発電促進付加金(円) = 太陽光発電促進付加金単価(今年は0.03円) × 電気使用量(kWh)
例)500kwh(約12000円)使われてるご家庭の場合 0.03 × 500kwh = 15円(太陽光発電促進付加金)
現状は、電気をご使用頂いている皆さまから浅く広く集めていると言えます。

Q4.
今後の太陽光発電促進付加金単価はどうなるの?

A4.
上記単価は毎年4月に見直されます。

前年の売電量に応じて毎年新しい金額が定められます。
つまり設置の増加に比例して太陽光発電促進付加金も高くなるんですね。
また、上記制度は電気使用量が多い方ほど、太陽光発電促進付加金を多く支払う事になります。
東日本大震災や節電ブームにより、これから太陽光発電を設置するお宅が更に増える事を考えれば、太陽光発電促進付加金は今後更に値上がりしていくと思われます。

ここまでの話を聞くと、何だか太陽光発電を設置していないお宅が損をしている様に感じてしまいますね…。
この機会に設置されている方が多いのも納得です。
現在検討されている方は、ぜひ安心して前向きに御検討してみてください。

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